舞い上がれ!
「できんなら、できることば探せばよかとぞ」 数十年前、孫を勇気づけようとかけた言葉がここにきて自分に返ってくる。 反対を押し切って五島を出て行った娘が、自分のために島に戻ると言ってくれる。 ばんばのうれし泣きにこっちもじわっと涙が浮かぶ。案外…
大好きなばんばのストーリー週が始まった。あんなに自立している人が身体の一部がマヒで動かない、誰かの助けを必要とする生活を受け入れるにはそれなりの時間がかかるし、周りの人のサポートも必要だよね。 ただ間違いなく、ばんばは亡くなるその時まで、島…
さすが歌人の父は名付けも美しい。どの名前も漢字のチョイスと音の響きがマッチしていて美しく、叙情的だ。私は「空乃(そらの)」が好きだなぁ。 貴司くんの二作目の歌集のタイトルは「連星」。2つの星がお互いに重力的な影響を与えあい,結合した状態にあ…
仙波さん、ありゃ試作品が出来てから自分で売り込みに行ったな。舞ちゃんの初仕事は何ともスッキリしない終わり方だ。こんねくとは試作品を作るときに仙波さんや我妻さんと契約しているはずでは?販売権を他人に渡すことは契約違反にならないのだろうか? 舞…
夫婦になったのに「舞ちゃん」「貴司くん」呼びなの、なんでかな? 台風で停電になったのって、パンチングメタルのランプを際立たせるためよね。 色々経験し、少し丸くなった悠人。それでもトガったところを死守しようとしていて、今の悠人がいちばん魅力的…
「こんねくと」の初仕事はパンチングメタルを使った商品開発。社長の趣味が講じて素晴らしい技術が生まれる。これも本当にありそうな話だ。 私なら…遊具にどうだろう。カラフルなパンチングメタルにキャラクターをデザインすれば子どもも喜ぶ遊具になると思…
2代目町工場社長、市役所、大学、新聞社…舞ちゃんのアイディアと熱意が色々な人を巻き込んでオープンファクトリーが成功していく。飛行機のクオリティ高いし、あの普通に飛行機欲しい! 今回のオープンファクトリー、トントン拍子に話が進んでいる感は否めな…
初めて見た時、このクセを受け入れられる日が来るのだろうか…と思っていた短歌編集者・リュー北條がなんだか可愛らしく思えてきた。結局、いい人よね。 貴司くんの初歌集のタイトルが「デラシネの日々」というのも最高だし、表紙もまんまデラシネ!リュー北…
ー大事な友達と大事な友達が家族になりました。めっちゃうれしくて、ちょっとさみしいです。 久留美ちゃんがこれを悠人の前でこぼす。これがエモい。悠人もこの幼なじみ3人を小さい頃から見てきているから、誰よりも久留美ちゃんの気持ちがわかる。けれども…
ー君がゆく 新たな道を照らすよう 千億の星に頼んでおいたー あの詩がまさか情熱的な恋の歌の本歌取りだったとは。編集者も気づかない、秋月さんがいる意味はこれだったのか〜と唸った。 貴司くん、舞ちゃんがずっと好きだったって、まさか柏木学生が家に遊…
秋月さんさぁ、私は短歌をわかっている、短歌は孤独の中から生まれる、とかマウント取れば取るほど、人が離れていくよねぇ。 舞ちゃんの恋のライバル役だから…あなたがいないと貴司くんとの関係が前に進まないから…とわかってはいても、きっちりムカつく言動…
どうして舞ちゃんや貴司くん自身の心の機微よりも、ライバルを出現させたり、周囲の「二人は付き合うてるの?」で外堀を埋めていく描写が多いのだろうか?水島学生と吉田学生の再登場や一太の恋は外堀を埋めるためかと思うとすごく悲しい。 柏木学生の時もそ…
小森さん、なかなかに頑な姿勢を崩さない。頑固一徹な人だなぁ。でもホイホイと話に乗っかってくる人よりかは信頼のおける人よね。 技術力のある工場が後継者不足で工場を畳むってこういうことなんだな。小森さんの移籍がニッケル基合金攻略の糸口とみた。 …
IWAKURA順調にいったんだね。解雇した従業員さん達のことを忘れず、パートさんも戻ってきて、お父ちゃんの約束、守ることができたのね。すごいな。 貴司くんと舞ちゃん、友達のわりにテーブルの距離近くない?可愛らしいお顔立ちと思っていた貴司役の赤楚衛…
笠松さんの「転造加工」と「切削加工」の勉強会、素人にもわかりやすい説明で興味深かった。だんだん生徒が増えていくのも見ていてうれしいし、もっとレベルが上がっていけば他の社員たちも聞くし、社員のレベルアップにつながるね。 悠人がお母ちゃんをみて…
笠松さんが小森さんをこう評する。 「飛び抜けて技術があるわけやない。けどな、アイツはいっさい手え抜けへんねん。腐らんと真面目にやりおる。立派な取り柄や」 そんな風に自分を見てくれている人がいる。それが小森さんがIWAKURAに留まりたかった理由なの…
融資する側の信用金庫の人が 「奥さんやったら社長が務まるんやないかと思います。ずっと岩倉社長の側で経営を見てきはりましたし」 なんて言うかなぁ。生命保険金を運転資金に充てると言ったらコロっと態度変えましたけど。こっちの方がリアル感あったなぁ…
めぐみさんはIWAKURAを畳んだりしない。そういうストーリーになることは予想できたけれども、なんだかなぁ。 舞ちゃんもパイロットよりもお母ちゃんを支えて工場を手伝うことしか考えられなくなっているだって?久留美ちゃんの発言が真っ当ですよ。 そして「…
笠巻さんの言葉がすべてを物語っていて、すごく腑に落ちた。ネジのことなんて何もわからなかった社長がここまで工場を大きくしたのは、すごいことだ。でも、ここまで頑張りすぎなければ命を縮めることはなかった。ホント何が幸せなのかなぁと思う。 自分と舞…
このストーリーを誰が予想したか。 航空学校を無事卒業した舞ちゃんは、晴れてパイロットになる。それが描かれると思っていた。まさかリーマンショックで就職が1年延期になり、その1年の間に過労でお父ちゃんが亡くなるとは。 ヒロインの実家が小さな町工場…
舞ちゃんももう航空大学校卒業かぁ…早いな。水島学生、あ、もう学生じゃないけど、卒業飲み会に合流だなんて…胸熱! けれど、水島ストアのお惣菜の持ち込みはいくらお店の人がいいって言ってもそれはちょっとどうなん?と思ってしまった。 そして、柏木学生…
柏木学生は大事なところで逃げない男だった。まぁ自分に自信があるからね。舞ちゃんもあんな風にバシッと宣言してくれて、うれしかっただろうなぁ。 なのに、貴司くんを見た瞬間、動揺するとは。対して貴司くんの方はゆったりとしていて、なんかいい顔になっ…
矢野学生の心にはアメリア・イヤハートの志が、舞ちゃんの心には浪速バードマンの想い、みんなと一緒に飛びたいという想いが燃えている。 「なぜパイロットになりたいと思ったのか」 やっぱり初心がどんな時も自分を支えてくれるよね。この言葉とともに大河…
今日はなんと言っても水島学生が航空大学校を去るため挨拶をしに来た時の大河内教官の表情だよ。辛い気持ちをグッと抑えて、学生を送り出す。そんな顔だったよ。やっぱり素晴らしい教官です、大河内教官は。 中澤学生の離婚話になぜ矢野学生がつっかかるのか…
また誰かがFAILEしそうだから、教官を変える。そんな発想はやめてくれよ、みんな。 柏木学生、矢野学生の分もアイス買ってくれよ!舞ちゃんの分1個だけ買って渡して欲しいなんて、よくお願いできるな、全く。 舞ちゃんも大河内教官が差し入れてくれたバニラ…
あの大河内教官に特訓を挑む舞ちゃんの肝の座りようとど根性には恐れ入った。そういえば浪速バードマンのトレーニングもすごかったもんなぁ。でも、「教官には負けません」は筋違いかと。大河内教官ほどいつも冷静に的確な指導をしてくれる人はいないと思う…
水島学生がFAILEになり、航空大学校を去って行き、そのことで舞ちゃんと柏木学生が絶対にパイロットになるんだという思いを強くする。 それはストーリー的にわかるのだが、なぜ水島学生がFAILEになったのかイマイチわからないから、なんだか水島学生がストー…
プレソロチェックの前日、舞ちゃんが見た変な夢。夢自体はまぁ恋に落ちる前によく見るあるあるなんだけど、目をまんまるにして、あたふたする舞ちゃんの表情が面白かった。あたふたしてなおカワイイが増す、さすが 今週のタイトル「別れと初恋」の「別れ」は…
大河内教官の言う「パイロットの本質」とはなんだろう。分からないなら、自分で聞きに来い、ホントその通り。何事も自分事として捉えて行動を起こさないと身にならないよね。 柏木学生、みんなの手作り地図の上では次々に目印になるものを言い当てて、この子…
どうした!?柏木学生。前半と後半が別人よ。 「最も事故を起こすのは自分を過信しているパイロットだ」 大河内教官のこの言葉がじわじわ効いてくる。心の苛立ちを抑えられず、冷静な判断ができないことを露呈してしまった柏木学生。 自分のできない部分を認…