【祈ることしかできないという経験】の巻
今日のおかえりモネのハイライトは
取り乱したモネに放った朝岡さんの冷静な言葉。
「祈ることしかできないという経験を私たちは何度もしています」
さらにモネちゃんを落ち着かせるために
「永浦さんは最善を尽くしました。これ以上できることはありません」
そしてやっと我に帰るモネちゃん。
ドラマの中でこれまで災害報道に携わる中で最善を尽くすWEの面々と、それでもやはり自然の前には無力…という場面が何度も出てきた。
今回の場面も気象予報士ならば誰もが経験する無力感を表現しているのだと思うのだが、
私はひとり東北の震災を思い出していた。
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私はおかえりモネの舞台となっている気仙沼、登米から車で1時間ほどの岩手県内陸部の出身です。
結婚して他県に住んでいましたが、
あのとき、テレビから流れてくるニュース、映像から目が離せなかった。
ニュースから聞こえてくる地名はよく知っているものばかりで。
でも、私にはできることが何もない。
少しでも被害が少ないように、早く復旧するように
祈ることしかできなかった。
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そのことを無力だ、と思ったり、自分を責めたりしたことはない。
ただ、なんだろう。朝岡さんのこの言葉を聞いた瞬間、あのときのことが思い出されて胸がキュッとなった。涙が滲んでしまう。
祈る!りょーちんが無事に帰ってくることを私も祈るよー!
祈ることだけはどんなに離れててもできるから。