ひなたちゃんがニンジャが好きなアメリカの男の子に興味をもったことで、アメリカを思い出すジョーとるいちゃん。
ーアメリカって遠いの?
無邪気に聞くひなたちゃん。アメリカの空の下でsunnyside of the streetを吹く。アメリカにいる母に会う。アメリカに対して夢をもっていた二人にとって、アメリカはすっかり遠いものになってしまった。久しぶりに思い出した若い時の自分の夢。そして、それが叶えられず、すっかりおじさん、おばさんになってしまった現実。これが多くの大人達の現実ですよ、と言われているみたいで虚しい。その通りなだけに。
ラジオ英語を聴き始めたひなたちゃんも一週間でその熱はすっかり冷めてしまう。最後にニンジャが好きなアメリカの男の子に会えたのに英語が出てこない。英語で話すのをあんなに夢見ていたのに、途中でラジオ英語をやめてしまったから。これも多くの大人達が経験してきたであろうあるあるネタ。何事も続けないと身になりませんよ、という教訓ですね。
ここで「ひなたちゃん、わかるわ〜。私も昔…」と懐かしい昔話を始めたらやっぱり普通のおじさんおばさんで終わる人生でしょう。今朝の私は「いかん。今日は英語のポッドキャスト聞こう」と思えた。
ひなたちゃんはどっちに転ぶか。