ban623のレコメンドラマーwatching doramas colors your lifeー

朝ドラ『舞いあがれ!』レコメンドを更新中。

PICU小児集中治療室 第7回【医師が家族の病気と向き合うとき】

「医者になって初めて後悔した」

武四郎の言葉が痛かった。医師は遅かれ早かれみんな家族の病気と向き合う時がくる。医師としての知識や経験が活きることもあれば、できることが何もなく自分の無力さを痛感するだけの時もあるだろう。ただ確実にわかるのは、頭ぐちゃぐちゃの家族に代わって、冷静な判断と適切な治療法を提案し、導くのはやっぱり医師だということ。改めてすごい職業だ。

モルヒネを見た時、南ちゃんの診断書を見せられた時、武四郎はよく取り乱さなかったよ。努めて冷静でいようという気持ちが画面から伝わってきたよ。

悠太と綿貫先生の会話もよかった。医師は命を扱うからなんでもできる完璧な人と私も無意識に思っていた。確かに色々な事態に対応できるようにしておかなければならないが、それはチームでやること。できないところがあってもいい。できないところは他の人がサポートすればいい。医師がそれを言ってくれると、なんだかホッとする。できないところを助けてほしいって言ってもいいんだなと。

自分のできないところを武四郎や悠太にも言えた綿貫先生。綿貫先生も成長していますね。そりゃかわいいお弁当を作る余裕もでできてくるわ。表情もとても柔らかくなって「綿貫先生ってカワイイっすよね」って院内で絶対ウワサになってるはず。