ban623のレコメンドラマーwatching doramas colors your lifeー

朝ドラ『舞いあがれ!』レコメンドを更新中。

持続可能な恋ですか? 第6回【I just love youが言えなくなった大人たち】

今日も心に刺さるセリフがあったなぁ😊すべてが『I just love you』でつながる。

好きになる時ってそういえばこの気持ちしかなかったわ…と気づかされた。顔がいいから、趣味が合うから、優しいから…なんて私たちはいつから「好き」に理由を付け始めるんだろうか。

キャンプの肝試しで杏花が晴太の叫び声にすぐ反応しちゃうシーンもよくわかる。学生の頃、教室でみんなガヤガヤ騒いでいても、好きな人の声ってす〜ぐ耳がキャッチしてしまうんだよね。それで「◯◯ってかわいいよな」みたいな余計な一言を聞いちゃうっていう。

そして、本話も林太郎さんの言葉は素敵だった。ラジオ番組で"奥さん"の正しい呼び方を聞かれて、

ーどんな呼び方でもいい。相手への敬意があれば。

林太郎さん、ぜひ毎回ゲストでお願いします。林太郎さんの前だと自然に笑える日向さんがまた素敵なんだよなぁ。日向さんがこのことに気づく時がくるかしら?

そして、ラストシーン。杏花と再会した頃はただ杏花の側にいたい『I just love you』で沢田家に引っ越して来ただろう颯。近くで好きな人の笑ったり、怒ったり、悲しんだりする顔を見られることは確かに幸せではある。杏花にとって自分は弟以上にはなれないことは薄々わかってはいても、いざそれを突きつけられるとツラい。嫌いになられた訳ではなく、家族のような情愛は持たれているのだから余計ツラい。レッスンに向かう杏花を見送る後ろ姿と「家族になっちゃった」に一瞬にして颯の気持ちが迫ってきて心が「うっ…」となった。(最大級に褒めてます)

最後に、虹郎。恋愛偏差値高いなぁ〜というか周りをよく観察しているんだろう。子どもは大人が思っている以上に大人の顔色に敏感だ。これはすぐ晴太と杏花のことも気がついちゃうだろうな。虹郎のなんでもよく気がついちゃうところは心配な面もある。そういう所はどことなく颯に似ているなぁとも思う。二人とも両親が離婚しているという点も含めて。虹郎にはわがままなぐらいでいて欲しいな。