8/15終戦の日の甲子園での黙祷。今やったらどれくらいの人がちゃんと起立して祈りを捧げるだろうか。勇ちゃんや雪衣さん、ジョー、るいの黙祷は『祈り』であり、重みがある。
幼い頃、「終戦の日に黙祷する」ことがよくわからなかった。ただ、同居している祖母が神妙な顔で手を合わせ、黙祷が終わると涙ぐんでいたのはよく覚えている。
戦後77年を経過し、日本が戦争をしていたことへの意識がどんどん薄れていくのはしょうがないことだとは思う。でもやっぱり忘れちゃいけないし、伝えていかなくては。今日のカムカムからそれをすごく感じた。
そして、今日はやっぱり稔さんでしょう。海軍の真っ白な制服がほんっとうによくお似合いで、かっこよかったなぁ。
ーどこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽も自由に聴ける。自由に演奏できる。るい、お前はそんな世界を生きとるよ。
稔さん、今はどこの国とも自由に行き来できるのに、行けない世の中になっているんです。行けない理由は戦争だけじゃなかったんです。
今、私たちはすごい時代を生きているんだな。