配達から帰ったのにそのまま菓子を持ち帰った安子の行動に異変を感じた金太さん。どこへの配達だったのか問うも、「私が間違うたんです」としか言わない安子ちゃん。
配達先を間違った=稔さんと日向の道を歩くことを夢見た自分の選択が間違っていたことも表しているんだよね。なんともせつない間違うたじゃ😭
さらに最後に稔さんに別れを告げるシーン。
ー夢を見てしまいました。長うて甘え夢を見続けてしまいました。
身分違いの恋は昔のこと。自由恋愛の現代ではそんなの関係ない!なんて思ってませんか?現代でもやはり育ってきた環境が違いすぎる同士の結婚って難しいと思います。
結婚して15年の私ですが、結婚する時に結婚とはやはり家同士の婚姻だと痛感しました。それまで2人が良ければ結婚できると思っていた私。確かに親に反対されることなく結婚は決まりました。その後式をどうするかになった時、親族のどこまで出席にするか、服装は…とにかく色々と擦り合わせなければいけないことがあったのです。そこでお互いの家の感覚が違うと擦り合わせがうまくいかない。結婚する前から揉めてしまうことになる。というか揉めるでしょう。こちらがたてばあちらがたたぬ…というヤツです。幸い私の家と夫の家はそこそこ似たような環境だったのでそれほど揉めませんでしたが、それでも気を揉みました😓その時、私も夫も思ったのです。結婚とは2人がするものではなく、家同士がするものだと。
だから、安子ちゃんと稔さんの場合、結婚ができたとしてもその後苦労するのは目に見えているのです。特にたちばな家が。
安子ちゃんは間違うた訳じゃない。自分をあまり責めないでね。