【あの日の自分からの"おかえり"だったんだね】の巻
今日は最終回とは思えないコージーの言葉。
新次さんにりょーちんの船をなんで見に来ないんだと言われた時。
ーお前たちに何ができるんだって思ってきた。（見たら）俺が胸撫で下ろしてしまうんじゃないかって。そんなもんじゃないだろう。そんな簡単じゃないだろう。だから俺が見て泣くのはもう少し先にしときたいんだよ。
震災の当事者たちの葛藤は続いている。それは忘れてはいけないし、これからも寄り添っていくよ、というドラマ制作者からのメッセージですね。本当に徹底的に寄り添うを追求しているおかえりモネ。モネちゃんたちの生活はこれからも続いていく。少しずつ前に進みながら。
そして、数年後菅波先生が島を訪れる。コロナ禍最前線からのご帰還のよう。思わず2年半後を計算してしまった。2022年6月くらいだろうか。私たちの世界から少し先だ。こんな未来がくるのだろうか。
おかえりモネがずっと綺麗事ばかりじゃなく、時に朝から辛すぎると思うぐらいリアルを見せ続けてくれたドラマだからこそ、こんな未来が本当に待っているんじゃないかと思わせてくれる。
