苦しい時に素敵な人との出会いがある。
岡山から大阪に出てきて、ここから自分の人生を歩むんだ！とホテルの採用面接を受けるも、額の傷が理由でダメだったるい。ひょんなことから出会った竹村クリーニング店の夫婦の明るさと温かさに救われる。るいが誰かに額の傷のことが言えてよかった。そして、るいの事情を知った竹村クリーニング店の奥さんが旦那さんに
ーあの子を大事にしていこな。
と言ってくれたことがまたうれしかった。
18歳の時に進学で一人暮らしを始めた時が思い出される。誰も知らない土地だけれど、少しずつ色々な人と出会い、つながり、自分の世界が広がっていく。一生懸命心を込めてやっていれば、誰かが見ていて助けてもくれる。家族でもないのにそんな風に自分のことを想ってくれる人ができるなんて、すごく不思議で素敵だなと思う。
るいにもそんな人ができたね。
