「悠太の命は悠太のもの」
それはその通りなんだけど、それでも延命するのが医師の仕事でもある。
武四郎の母・南ちゃんが何かしらの病気を患っていることが明らかになった今回。それを踏まえてこの南ちゃんの言葉を聞くと、今後病気によってどんな状況になっても、武四郎の指示は受けない。自分のことは自分で決めたいという南ちゃんの強い意思表示にも聞こえる。
まさか本当に南ちゃんが病気とは…。これまでも「本当に痩せたんだけどな」発言や食事シーンで食べていないというツイートを見て、心がザワザワしつつも、まさかそんな展開鬼すぎるだろと思っていた。
だってこのドラマで一番好きなシーンは、南ちゃんと武四郎のシーン（特に食事シーン）なんだもん。どうしてくれるんだ😭
悠太が目覚めた時、武四郎は悠太と楽しいこともカッコ悪いことももっとたくさんのことを共有したいと話した。河本はひたすら悠太を殴った。死にたかった人が助かって目覚めた時、どんな顔でどう接すれば良いのだろう。
悠太の場合、勤務先の網走ではなく、わざわざ札幌のホテルで未遂となっている。どこかで丘珠病院に運ばれて武四郎や河本に助けてもらえるかもしれない…という希望を持っていたのでは？と思えてしまう。それも私のこうあってほしいと思う悠太の姿なのかもしれないが。
悠太も手が震えて処置できない綿貫先生も、ありのままの今の姿を受け止めて、一緒に並走する。一人ではないよというメッセージを送り続ける。それが周りにいる私たちにできることなのかなと思った。
