一話まるまる文通で話がすすむ今回。新鮮です。
今日は甲子園目指して野球に打ち込む勇ちゃんのことを手紙に綴る稔さんの言葉。
ー勇は弟ながら本当に大したヤツなんだ。特にこうと決めたら曲げない信念の強さ。とても敵わないよ。
何でも卒なくこなす優等生タイプの稔さんが勇ちゃんをそんな風に思っていることにジンとした。それを真っ直ぐに安子に言える稔さんも素敵。決勝で負けて座り込むも、次の日にはランニングを始める勇ちゃんの姿と相まって人となりに説得力が増す。
勇ちゃんだって稔さんが自慢の兄だろう。お互いを尊敬しあっているなんて、なんて素敵な兄弟なんだ😭う〜ん、どっちかなんて選べないよ〜。ねぇ、安子ちゃん。
英語からドイツ語の授業へ、タバコの銘柄…戦争の足音を感じさせる小物づかいがうまい。戦争が始まる前に稔さんに会えるよね？
